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イタリアで過ごす日々


イタリア・ミラノで夫、息子、フレンチブルドッグ♂と暮らしています。(現在育児奮闘中)
by myartrish
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日本で検査

今回の帰国の目的は『検査』でした。



もちろんミラノにも病院はあるし、
同じような検査は受けられるのですが
どうしてもまだ怖くて病院には行く勇気が出ず母国で受診。

選んだ病院は自分が産まれた病院。
気持ち的に同じ検査受けるにもだいぶ違うかなと。



あえて書きますが、今回受けたのは乳がん検診と婦人科検診。
自分は大丈夫、なんて結婚するまで思っていたし、
職場で受ける健康診断も毎度オールA。
ただ、検査の内容に上記の2つは入っていませんでした。







いわゆる胸の『しこり』を見つけたのが結婚して半年の頃。
『??』と言うのが正直な感想で、日を追う毎に不安になって。
当時住んでいた街の病院で検査を受けてその結果は『良性腫瘍』。
それでも以来ずっと不安なままです。


あともう1つ。
右の下腹がごくたまにですが痛む事があって、
両方ならまだしも片方だけ。
なにかなー、、、とコチラも不安でした。


検査は恥ずかしかったり痛かったり、
特に内診なんて決して気分のいい物じゃなかったけれど
何よりしっかり診てもらいたい気持ちが大きかったです。


結果、胸の方は前回と同様の事を言われ、詳しい結果は今待ちの状態。
右下腹の方は、右の卵巣が微妙に大きくなってる、とのこと。
両方今後の様子見です。



最後問診をしていた時の先生の名前を見て、
『あれ?どこかで見た事のある名前?』
念の為持っていた母子手帳を開くとそこにその医師の名が。


28年前、私を分娩台で取り上げてくれた医師T氏。


現在72歳、その病院の名誉院長さんでした。


もう現役は引退して他の研究を主にされているようでしたが、
懐かしい昔の母子手帳を見てとても喜んで下さって、
名誉院長室に呼ばれ、しばしご歓談。
『いや〜嬉しいなぁ。この仕事しててこういうのって一番嬉しいかも』
と、先生はとても嬉しそう。

私もまさかお会い出来るとは思っていなかったので
とても嬉しかったです。 


こういうのも何かの縁なんでしょうね。
病院で緊張しっぱなしでしたが、行って良かったと最後に思いました。
(緊張の糸が切れて、帰りの車で涙ぐんじゃったし、、、笑)



なーんの身体の変調が無い人生なんて無いと思うし、
気になったことがあったら思い切って検査。これは大切ですよね。



これからも自分の身体は自分の物。
大切にして行きたいと思います。
by myartrish | 2009-04-09 16:12